お年寄りの特殊詐欺被害や交通事故を防ごうと、松山東署は6日、愛媛県松山市大手町2丁目の松山市民病院で来院者に「金融商品詐欺を疑って」と書かれた啓発チラシなどを手渡し、注意を呼び掛けた。
 署員と松山東地区防犯協会、松山東交通安全協会の職員計5人が「詐欺や交通事故の被害に遭う人が多くいます。注意してください」と声を掛けながら高齢者らに防犯ライトや反射材など約200セットを手渡した。
 署生活安全課の城戸晋警部補は「詐欺の手口は多様化している。病院の待ち時間にじっくりチラシを読んでほしい」と話した。